
ドン・キホーテで出会える、本格クラフトビール
「驚安の殿堂」として知られるドン・キホーテが、本格的なクラフトビールを手掛けているのをご存知でしょうか?
「情熱価格」ブランドから登場したクラフトビールシリーズは、そのクオリティと驚きの価格設定で、多くのビール好きの間で話題となっています。
特に40代・50代のお酒好きな男女にとって、「いつものビールもいいけれど、たまには違う味わいを楽しみたい」「でも、クラフトビールは値段が…」と感じることもあるでしょう。
そんな悩みに応えるのが、ドン・キホーテのクラフトビールシリーズ。今回はその中の「ヘーフェヴァイツェン」をご紹介します。
このヘーフェヴァイツェンは、南ドイツ伝統の白ビールスタイルを踏襲しつつも1本200円台という驚きの価格を実現。
この記事では、ドン・キホーテのヘーフェヴァイツェンが持つ特徴や味わいを実飲レビューを踏まえながら、余すことなく徹底解説していきます!
当サイト独自レビュー!|ドンキのヴァイツェンぽいやつ

総合オススメ度:8点!
総評:美味しい! けど、ヘーフェヴァイツェン?ってついつい突っ込みを入れてしまうビール。
正直、ヘーフェヴァイツェンではないです。ヴァイツェンぽいビール。
ラベルをよく見たら、オレンジピールやコリアンダー使ってる・・・。これってベルジャンホワイトだよね(汗)。
ヘーフェヴァイツェンでないことが確定!
ドンキのサイトに「南ドイツの伝統製法で作られた、小麦を使った苦みの少ない白ビール
」(引用:ドン・キホーテ)なんて書いてあるけど全く違うよね・・・。景品表示法とか大丈夫なのかな?
味わいはベルジャンホワイトって感じで、オレンジっぽい香りはするけど、クローブ感はあまりありません。あと、アルコールっぽい味が後味に出てきてしまいます。
あと、ホワイト系のビールにしては珍しい不思議な苦味があります。
とはいえ、200円台でコスパ高いし、美味しく飲めるところはポイントが高いです!
ここでは、ドンキ版ヘーフェヴァイツェンとでも言っておきましょう!
(本当はベルジャンホワイトなのです。ベルギー系のホワイトビールで全くの別物・・・)
▶︎ 詳しくはこちら >> ヴァイツェンとは? その歴史や種類、楽しみ方について解説します!



>ドンキのヴァイツェンぽいビールって感じだね!

ホワイトビール系のそこそこ美味しいビールと思えば飲める!

美味しいんだけど・・・ヴァイツェンではないよね?
>ドンキのヴァイツェンぽいビールって感じだね!

オレンジピールとかコリアンダー入ってるからヘーフェヴァイツェンじゃないね!
ホワイトビール系のそこそこ美味しいビールと思えば飲める!
ドン・キホーテ版ヘーフェヴァイツェンとは? 基本スペック紹介
ヘーフェヴァイツェン(Hefeweizen)とは?(本来のビアスタイル)
まず、「ヘーフェヴァイツェン」という名前について。
「Hefe(ヘーフェ)」はドイツ語で酵母、「Weizen(ヴァイツェン)」は小麦を意味します。
その名の通り、小麦麦芽を主原料(通常50%以上)とし、ろ過せずに酵母を残したまま瓶詰めされるのが特徴の、南ドイツ発祥の伝統的な白ビール(ヴァイスビア)です。
日本で主流の下面発酵(ラガー)のピルスナーとは異なり、上面発酵(エール)で作られます。
ドンキ版ヘーフェヴァイツェンは、ヘーフェヴァイツェンとしては、白濁した感じがとても弱いので、きっと酵母を濾過していると思います。

色味でいえばクリスタルヴァイツェンって感じかな!
ドン・キホーテ版ヘーフェヴァイツェンの概要

項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | 情熱価格 クラフトビール HEFEWEIZEN(ヘーフェヴァイツェン) |
内容量 | 330ml |
アルコール度数 | 5.5% |
原材料 | 小麦麦芽、大麦麦芽、ホップ、オレンジピール、コリアンダーシード |
原産国 | ベトナム |
価格帯 | 税込218円~240円前後 |
製造背景 | ベトナムの最新設備を持つブルワリーで製造。タンク丸ごと買い付け |
ドン・キホーテのヘーフェヴァイツェンは、ベトナムの最新鋭ブルワリーで醸造されたものを、タンクごと買い付けることで、この価格帯を実現しています。
単なる安価なビールではなく、品質にもこだわった本格派です。

この値段でクラフトビールはありがたい! でも中身はベルジャンホワイトだけどw
ドン・キホーテ版ヘーフェヴァイツェンの際立つ特徴と魅力
数あるビールの中から、なぜドン・キホーテのヘーフェヴァイツェンが40代・50代に響きやすいのか?
その特徴と魅力を掘り下げていきましょう。
1. 鼻腔をくすぐる、複雑で華やかなアロマ
このビールの最大の魅力は、その豊かな香り立ちにあります。グラスに注ぐと、まずオレンジのようなフルーティーな香りが広がります。さらに、原材料に使われているオレンジピールとコリアンダーシードが、爽やかな柑橘香と、ほんのりエキゾチックなハーブ感を加えています。
単調ではなく、複数の香りが層を成して感じられるのが特徴です。
2. 小麦由来の、やわらかくクリーミーな口当たり
主原料である小麦麦芽が、このビールに非常になめらかで、まろやかな口当たりをもたらしています。
炭酸もヘーフェヴァイツェンとしては弱いものの、まずまず繊細で、舌触り良く飲めます。ゴクゴク飲むというよりは、口の中でゆっくりと転がしたくなるような優しい質感です。
3. 苦味は控えめ、フルーティーな甘みと爽やかな酸味の絶妙バランス
日本の一般的なピルスナーに比べ、苦味(IBU:国際苦味単位)はかなり控えめです。
ビール特有の苦味が苦手な方でも、抵抗なく楽しめるでしょう。
味わいの主体は、酵母と麦芽由来の優しい甘みと、後味を引き締める爽やかな酸味。
オレンジピール由来のフルーティーさも相まって、非常に飲みやすいバランスに仕上がっています。

本来のヘーフェヴァイツェンに比べると、不思議な苦味があるのはちょっと残念ポイントだけど、飲みやすいし美味しいことには変わりない!
4. 「白濁」は控えめ クリアな黄金色の外観
伝統的なヘーフェヴァイツェンは酵母により白濁していますが、ドン・キホーテ版ヘーフェヴァイツェンは恐らく酵母を濾過していると思われるほど、白濁感はほぼなく、クリアで美しい黄金色をしています。
見た目からも軽やかさが伝わってくるクリアな黄金色の外観をしています。
5. 高コスパ
何と言っても、クラフトビールが200円台前半で手に入る点は驚きです。
一般的な国産大手ビールや発泡酒と同等か、それ以下の価格で、本格的なエールビールが楽しめるのは、ドン・キホーテならではの大きな魅力と言えるでしょう。
家計を預かることの多い40代・50代にとって、この価格は非常に嬉しいポイントです。
6. クラフトビール入門にもオススメです
「クラフトビールに興味はあるけど、どれから試せばいいかわからない」「クセが強いのはちょっと…」という方にも、このドンキ版ヘーフェヴァイツェンはおすすめしやすいです。
その飲みやすさと親しみやすい価格は、クラフトビールの世界の扉を開けるきっかけとなることでしょう。
ドン・キホーテ版ヘーフェヴァイツェンの味わいを深掘り
「飲みやすい」だけではない、その奥にある味わいの魅力をさらに詳しく見ていきましょう。
香りの変化を楽しむ
グラスに注いだ瞬間に立ち上るオレンジのような華やかな香り。口に含むと、コリアンダーのスパイシーさや、小麦由来のパンのような香ばしさが感じられます。
味わいの構成
甘み、酸味、苦味、ボディ感のバランスが秀逸です。
- 甘み: 蜂蜜や熟したフルーツを思わせる、やわらかく自然な甘み。
- 酸味: 強すぎず、後味を爽やかにまとめる心地よい酸味。
- 苦味: 苦味自体は穏やか。ホップ由来の苦味は少ない。ただし、ホップぽくない不思議な苦味がある。
- ボディ: ライトからミディアムボディ。重すぎず軽すぎず、程よい飲みごたえ。
他のドンキクラフトビールとの比較
ドン・キホーテのクラフトビールシリーズには、他に「ペールエール」「IPA」「スタウト」があります。
ヘーフェヴァイツェンは、この中でも最も苦味が少なく、フルーティーで飲みやすいキャラクターと言えます。気分や食事に合わせて、他のスタイルと飲み比べてみるのも一興です。
▶︎ 併せて読みたい >> ドン・キホーテ本気のクラフトビール「今日は『ド』のビール?IPA」を飲んでみた! 実飲みレビュー、特徴、商品のこだわりなどもご紹介!
40代・50代におすすめ!ドンキ版ヘーフェヴァイツェンの楽しみ方
このビールのポテンシャルを最大限に引き出すための、おすすめの楽しみ方をご紹介します。
推奨温度とグラス
冷やしすぎは禁物。香りをしっかり楽しむためには、冷蔵庫から出して少し置いた8℃~10℃くらいが適温です。
グラスは、くびれがあり上部が広がったヴァイツェングラスがあればベストですが、なければ口の広いグラスで、豊かな香りを楽しみましょう。

おすすめペアリング:食事編
その優しい味わいは、様々な料理と好相性です。
- 洋食:サラダ(特にシーザーサラダ)、白身魚のソテーやムニエル、カルパッチョ、鶏肉料理、ソーセージ、軽い味付けのパスタ。
- 和食:寿司、天ぷら、豆腐料理、だし巻き卵など、素材の味を活かした料理。
- その他:チーズ(特にフレッシュタイプや白カビタイプ)、フルーツ、生ハム。
苦味が少ないため、料理の繊細な味わいを邪魔しません。特に、ハーブやスパイスを使った料理との相性は抜群です!
おすすめペアリング:おつまみ編
- ナッツ類(特にアーモンドやカシューナッツ)
- ドライフルーツ
- ポテトチップス(塩味やハーブ系)
- 枝豆
こんなシーンで楽しみたい
- 平日の夜のリラックスタイムに:一日の終わりに、華やかな香りで心をほぐす一杯として。
- 休日のブランチやランチに:軽やかな飲み口は、昼間の食事にもぴったり。
- 友人や家族との集まりに:手頃な価格なので、気軽に持ち寄って飲み比べを楽しむのもおすすめです。
- クラフトビール初心者との乾杯に:飲みやすい味わいは、最初の一杯としても最適。
SNSでの評判・口コミは?
SNS上でも、ドン・キホーテのヘーフェヴァイツェンは注目を集めています。
- 「200円台でこのクオリティは信じられない!」
- 「バナナの香りがしっかりして美味しい」
- 「苦くなくて本当に飲みやすい。ビール苦手でもいけるかも」
- 「ドンキやるな…リピ確定」
といった、コストパフォーマンスの高さと本格的な味わいを称賛する声が多く見られます。
また、ユニークな動物キャラクターが描かれたパッケージデザインも好評です。
まとめ:40代・50代の日常に、ちょっとした贅沢と発見を
ドン・キホーテの「情熱価格 クラフトビール ヘーフェヴァイツェン」は、クラフトビール初心者にもオススメしやすい低価格を実現したホワイトビールです。
華やかでフルーティーな香り、まろやかでクリーミーな口当たり、そして苦味控えめな飲みやすさは、日々の疲れを癒し、リラックスタイムを豊かに彩ってくれるでしょう。
特に、新しい味わいを求めつつも、価格や飲みやすさも重視したい40代・50代のお酒好きにとって、選択肢の一つとなるでしょう。
まだ試したことがない方は、一度試してみる価値あり、です!
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