
チリ産「エスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュット」を徹底レビュー!
1,000円台で楽しめる繊細な泡と果実味、キリッとした辛口の味わいを実売価格とともにご紹介していきます!
コスパ高いこのワインの実力とは?
では早速見ていきましょう!
当サイト独自レビュー!|食中スパークリング

総合オススメ度:8点!
総評:1000円を切る値段なのに美味しく飲める「高コスパスパークリングワイン」です。
グラスに注ぐと控えめながらも、上品な柑橘系のフルーティーな香りが立ちます。口に含むとその香りとともに洋梨や完熟リンゴのような凝縮した果実味にハチミツが混ざったかのような品のいい甘さが広がります。
前半に果実の甘さを感じるものの、後半はドライですっきり。
しっかりとした自己主張のある美味しいワインですが、決して主張が強いわけではなく、食事を全く邪魔しません。むしろ食事とのペアリングによって、その印象を変える懐の深さも持っています。
コスパ高いし、とてもいい「食中スパークリングワイン」です!



でも後味はドライですっきり!
食中酒にいいね!

高コスパっていうのがいいね!
食べながら飲みたいスパークリング!

口に含むと柑橘系のいい香りと、甘さが広がる!
でも後味はドライですっきり!
食中酒にいいね!

これで1000円くらい
高コスパっていうのがいいね!
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エスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュットとは?
「エスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュット」は、チリ最大のワインメーカーであり、世界でも屈指の規模を誇る「コンチャ・イ・トロ」社が手掛ける、注目のワイナリー「マイカス・デル・リマリ」によって生産されているスパークリングワインです。
「エスパス(Espace)」とはフランス語で「宇宙」を意味し、ワイナリーがあるリマリ・ヴァレーの澄み切った夜空に見られる美しい星空にちなんで名付けられました。この名前からも、ワインに込められたロマンと品質への自信が感じられます。
造り手のこだわりとワインが生まれる背景
マルセロ・パパ氏が惚れ込んだリマリ・ヴァレーにある「マイカス・デル・リマリ」
マイカス・デル・リマリは、コンチャ・イ・トロ・グループの世界全体で1万ha以上もの総面積を持つ数あるワイナリーの中の一つです。特にリマリ・ヴァレーのテロワールを表現することに注力しているワイナリーです。
コンチャ・イ・トロといえば、日本でも「カッシェロ・デル・ディアブロ」などのブランドで広く知られていますが、そのブランドワインを作ったワインメーカーであるマルセロ・パパ氏が、このエスパス・オブ・リマリの開設に深く関わっています。
リマリ・ヴァレーはチリの沿岸部にあるワイン産地。海からの距離はたった25mほどで、周りに遮るものが全くないため冷たい海風が絶えず畑に吹き付け、冷涼な気候を好むスパークリングワイン用ブドウの栽培に最適な環境
なのだそうです。(参照:ENOTECA online)
1998年からコンチャ・イ・トロで数々の功績を挙げてきた実力派のワインメーカーであるマルセロ・パパ氏が、「今までにないユニークなワインを造りたい!」と決心し、リマリ・ヴァレーにワイナリーを開きました。それが「マイカス・デル・リマリ」です。
前述したように海辺で非常に冷涼な気候であることと、良質な石灰質の土壌という特徴が、ブルゴーニュ品種に適しています。ピノ・ノワール、シャルドネを主体にワインを作っています。
そのようなテロノワールがあるため、ここで作られるワインは高コスパで品質に優れているとして注目されています。
リマリ・ヴァレーのテロワールとは? まとめてみると
ワインの味わいを決定づける重要な要素である「テロワール(生育環境)」。
エスパス・オブ・リマリが生まれるチリ北部のアコンカグア地方、リマリ・ヴァレーは、前述したように、スパークリングワイン用のブドウ栽培に非常に適した冷涼な気候が特徴です。
太平洋からの影響
太平洋から吹き込む冷たいフンボルト海流の影響で、沿岸部は涼しく、朝霧(カマンチャカ)が発生しやすい地域です。この霧がブドウを強い日差しから守り、ゆっくりとした成熟を促します。
昼夜の寒暖差
砂漠に近い内陸部では、昼夜の寒暖差が大きくなります。これにより、ブドウは日中に糖度を高め、夜間に酸を保つことができるため、フレッシュでバランスの取れた味わいが生まれます。
土壌
石灰質を多く含む土壌は、ワインに豊かなミネラル感と複雑味を与えます。
これらの自然条件が、エスパス・オブ・リマリのキリッとした酸味と豊かな果実味、そして繊細なミネラル感を育んでいるのです。
日本のためのワインとして
特筆すべきは、この「エスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュット」が、特別に日本市場向けに造られているという点です。
日本の食文化や日本人の味覚を意識してブレンドされているため、私たちの食卓にも自然と馴染む味わいとなっています。
ブドウ品種とそのブレンド
エスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュットは、主に以下の2種類のブドウ品種をブレンドして造られています。
- シャルドネ::85〜87%
- ピノ・ノワール:13〜15%


シャルドネは、スパークリングワインの主要品種の一つで、フレッシュな酸味、柑橘系の香り、そして骨格を与えます。リマリ・ヴァレーの冷涼な気候で育つシャルドネは、特にエレガントで引き締まった酸が特徴です。
ピノ・ノワールは、赤ワイン用のブドウとして有名ですが、スパークリングワインにブレンドされることで、果実味の深み、ボディ、そして複雑な風味をもたらします。
この絶妙なブレンド比率により、シャルドネの爽やかさとピノ・ノワールのコクが見事に調和し、バランスの取れた味わいを実現しています。
ワイナリーが目指す「ブルゴーニュワインのスタイルに通ずるような繊細な雰囲気」が、このブレンドからも見て取れます。
味わいの特徴:五感で楽しむエスパス・オブ・リマリ
それでは、実際にエスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュットをテイスティングした際の印象を、五感を通じてお伝えします。

外観
グラスに注ぐと、まず目に飛び込んでくるのは薄い麦わら色の美しい液体。
そして、グラスの底から立ち上るキメ細やかで持続性のある泡が、期待感を高めてくれます。
この繊細な泡立ちは、丁寧な造りの証です。

香り(アロマ)
グラスを近づけると、柑橘系(グレープフルーツ、ライム)や青リンゴのフレッシュでエレガントなアロマが、控えめではあるけれど、上品かつ心地よく立ち上がります。
非常に爽やかなこの香りが、飲む前から気分をリフレッシュしてくれます。
味わい(テイスト)
口に含んむと、「シュワッとキメ細やかな泡」が口の中で優しく弾け、同時に豊かでフルーティーな果実味が広がります。
果実味
柑橘系や青リンゴの香りとともに、洋梨やアプリコットや熟したリンゴのようなフルーティーな果実味とハチミツのような甘さが、口いっぱいに広がります。
甘辛度
「ブリュット」とは「辛口」を意味しますが、まさにその言葉通り。
余計な甘さやベタつきが無く、とてもキリッとした飲み口が特徴です。
果実の甘みは感じられつつも、後味はドライですっきりとしています。
酸味
レモンやリンゴを思わせるフレッシュな酸味が全体を引き締めていますが、酸は強すぎずむしろ目立たないため味の邪魔をせず、非常にバランスが良い味わいとなっています。
この上品な酸が、飲み飽きさせない秘訣ともなっています。
ボディ
軽すぎず重すぎない、ボリューム感のあるミディアムボディ。辛口ですっきりしつつも、しっかりとした存在感のあるワインとなっています。
泡の質感
決して強くはありませんが、クリーミーで細やかな泡が、ワインの味わいを一層滑らかにしています。
余韻
ドライですっきりな飲み口で後にひきませんが、ほのかではありますが、きれいな果実味の余韻を心地よく感じることができます。
全体として、シャルドネ由来のキリッとした喉越しと、ピノ・ノワール由来のふくよかさが調和した、非常にバランスの取れたスパークリングワインと言えます。

受賞歴と各方面からの評価
エスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュットは、その品質とコストパフォーマンスの高さから、専門家からも高い評価を得ています。
特筆すべきは、ジャパン・ワイン・チャレンジ2016において、
「チリ・スパークリング・リージョナル・トロフィー」
「ベスト・バリュー・スパークリング(1000円台)」
の二冠を獲得したことです。
これは、数あるチリ産スパークリングワインの中でトップの品質であると同時に、価格に見合う、あるいはそれ以上の価値があるワインとして認められたことを意味します。
ワイン専門誌やオンラインショップのレビューでも、そのコストパフォーマンスの高さは常に言及されており、「1000円台とは思えないクオリティ」「デイリーに飲むには最高」といった声を多く見ることができます。
気になる実売価格とコストパフォーマンス
これだけの品質と評価を誇るエスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュットですが、驚くべきはその価格です。
スーパーなどの特売では1000円を切る値段で売っていることもありますし、一般的なオンラインショップや実店舗(通常価格)では、おおむね1000円から1,500円程度で販売されていることが多いようです。
1,000円ちょっとでこれだけの味わいが楽しめるというのは、まさに「驚くべきバリュー」と言えるでしょう!
デイリーワインとしてはもちろん、ちょっとしたお祝いや持ち寄りパーティーなど、様々なシーンで気兼ねなく楽しめる価格設定は、本当にありがたい限りです。
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おすすめの飲用シーンと料理ペアリング
エスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュットは、そのバランスの良さとキリッとした飲み口から、非常に幅広いシーンで活躍してくれます。
飲用シーン
- アペリティフ(食前酒)として:繊細な泡立ちと爽やかな酸味が食欲を刺激し、食事への期待感を高めてくれます。
- 日常の食中酒として:クセのない味わいは、和洋中どんな料理にも寄り添います。平日のちょっとしたご褒美にも最適です!
- パーティーやお祝いの乾杯に:華やかな見た目と確かな品質で、お祝いの席を盛り上げてくれます。
- 休日のブランチのお供に:軽やかな飲み口は、休日のリラックスしたブランチタイムにもぴったりです!
- アウトドアで:よく冷やして持ち運べば、ピクニックやバーベキューでも大活躍間違いなしです。

休日に食べながら飲みたいね!
料理ペアリング
その万能さが魅力のエスパス・オブ・リマリですが、特に相性の良い料理をいくつかご紹介します。
- フレッシュなサラダ
- しゃきしゃきのロメインレタスを使ったシーザーサラダなど、野菜の瑞々しさを引き立てます。
- 魚介類
- レモンを絞ったサーモンのカルパッチョや白身魚のカルパッチョ。
- 刺身やお寿司(特に白身魚や貝類)
- エビやカニなどの甲殻類。
- 軽い肉料理
- 鶏むね肉のハーブグリル。
- 豚肉の冷しゃぶ。
- 生ハムやサラミなどのシャルキュトリー。
- その他
- チーズ(フレッシュタイプや白カビタイプ)
- 天ぷら(特に野菜や魚介)
- パスタ(オイルベースやクリームベース)
- 他にも、豚のモモ肉の煮込みや焼豚のハッセルバック風、さつまいも炊き込み御飯、アボカド・トースト、茄子とオクラ煮浸しといった、多彩なペアリングが楽しそうです。
基本的に、素材の味を活かしたシンプルな料理との相性が抜群です。
キリッとした酸味が油分を洗い流してくれるので、揚げ物ともよく合います。

リピ買い決定だね!
まとめ:常備しておきたい、信頼のチリ産スパークリング
エスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュットは、
- チリの名門コンチャ・イ・トロが手掛ける確かな品質。
- 冷涼なリマリ・ヴァレーが生み出す、シャルドネとピノ・ノワールの絶妙なハーモニー。
- フレッシュな果実味とキメ細やかな泡、キリッとした辛口のバランス。
- ジャパン・ワイン・チャレンジ二冠受賞の実力。
- そして何より、1,000円台という驚きのコストパフォーマンス。
これら全てを兼ね備えた、まさに「一家に一本」常備しておきたいスパークリングワインです。
まだ試したことがないという方は、ぜひ一度試してみてください。きっと、その魅力の虜になるはず!
「今日は何飲もうかな?」と迷った時、エスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ブリュットがあれば、きっと素敵なワインタイムが過ごせるはずです!
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