サンクトガーレン「さくら」を飲んでみた！ 実飲レビュー・こだわり・特徴なども徹底解説！

サンクトガーレンというブルワリーをご存じですか？ 毎年とても美味しいビールを作ってくれるおすすめのブルワリーです。

今日は、サンクトガーレン春限定ビール「さくら」を飲んだので、基礎知識も含めながらレビューしていきたいと思います！

では早速はじめていきましょう！

当サイト独自レビュー！｜溢れんばかりの桜と飲む桜餅のような幸せのビール

総合オススメ度：10点！

総評：「桜の季節のビールって、桜の匂いや味、全然しないよね」なんて思ったことありませんか？

もしくは、「桜風味ってわざとらしい匂いが多いよね」なんて思ったこともあるかもしれません。

この「サンクトガーレン　さくら」は一杯飲んだらすぐ目の前に「満開に咲き誇る桜並木に香り立つ桜の匂い」を感じることが出来ることでしょう。

そこに、桜餅の風味もプラスされていて、香り高くとても美味しいビールです。

ビールの苦味が苦手な女性にも飲みやすいビールなので、ホワイトデーなどの春のイベントのプレゼントにもオススメです！

商品コンセプト

この商品は、次ぐのようなコンセプトで開発されました。

①「本物の桜の花と葉を使った、ふんわり桜餅風味のビール」（引用元：サンクトガーレン　さくら）
② 春のビールはデザインだけのことが多いですが、このビールは「中身も桜味」（引用元：サンクトガーレン　さくら）
③「「天下第一の桜」と称され「さくら名所100選」にも選ばれるなど全国的にも有名な長野県伊那市高遠の桜の花、桜の葉を副原料に使用したビール」（引用元：サンクトガーレン　さくら）

「サンクトガーレン さくら」は、桜餅をイメージした独特の香りと味わいを持つビールです。

春限定で発売されるこのビールは、長野県伊那市高遠の桜の花と葉を使用し、桜の風味を醸し出しています。

また、神奈川県産の酒米「楽風舞（らくふうまい）」を加えることで、道明寺桜餅のような甘みが引き立っています。

こだわり

ビールのベースには通常の大麦麦芽に加え、小麦麦芽を使用して苦味を抑え、柔らかい口当たりを実現しています。

桜の風味を出すために、桜の花や葉っぱは長野県伊那市高遠のものを使用。桜の花は塩漬けにすることで、桜餅特有の香りを得ています。

さらに自然な桜と桜餅のような風味を出すために、（後に開発秘話の項にも出てきますが、）花だけでなく、葉も積極的に利用しています。意外にも、桜独特の風味は葉のほうが出やすいという特性があるそうです。

その上、「桜茶などにも使われる食用の八重桜を1回の仕込み（2340L）に60kg使用（引用元：サンクトガーレン　さくら）」し、より桜の風合いを強めています。

このように塩漬けの花と桜の葉とを積極的に利用することによって、このビールの特徴である、桜餅のようで、かつ豊かな桜の風味を得ています。

その桜の風味に加え、道明寺桜餅のような甘味を加えるために、酒米の「楽風舞」を用いています。

さまざま素材や製法にこだわり、工夫を尽くしたからこそ、このビールの美味しさと風味が出来上がっていると言えるでしょう。

開発秘話

伊那市長からの要望で2011年から開発を始めたそうです。

はじめは桜の独特の風味が出せずに苦戦したそうですが、現在の桜豊かな風味が生まれる大きなヒントになったのが、「桜の飲むお酢」だったということ。

独特の桜風味を出すために、桜の花はもちろん使用しますが、意外にも葉のほうが桜らしい風味が出やすいことを製造者との交流から学び、以後も試行錯誤を繰り返した末に納得の味に仕上げられたそうです。

2012年に頒布会限定で初めて提供され、好評を得て2013年から一般販売が開始されました。

一般的な評判

「サンクトガーレン さくら」は、あふれんばかりの桜と桜餅のような風味のビールとして注目されています。

特に春の季節やお花見の際に楽しむのにぴったりで、ギフトとしても人気がありますね！

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