
春の訪れとともに酒蔵から届く限定酒は、季節の移ろいを感じさせる日本の文化の一つです。
今回ご紹介する「五橋 純米酒 春ラベル」は、山口県岩国市の酒井酒造が手掛ける、春の季節にぴったりの純米酒です。
地元の米と水を活かした、軽やかでフレッシュな味わいは、春の食卓を彩る逸品といえるでしょう。
当サイト独自レビュー!|しっとり侘び寂び花見酒

総合オススメ度:9.5点!



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五橋 純米酒 春ラベルとは
五橋(ごきょう)純米酒 春ラベルは、山口県岩国市の酒井酒造が製造する春限定の純米酒です。
五橋という銘柄名は、岩国市の名勝であり日本三大奇橋の一つとして有名な「錦帯橋」に由来しています。

掲載の写真のように、五つの橋が連なって一つの橋を構成している「錦帯橋の優美さを願い「心と心の架け橋に」との思いを込めて命名
」(引用:酒井酒造株式会社)されました。
この春ラベルは、2025年3月12日に蔵元から出荷された限定酒で、1800mlが800本、720mlが1500本という数量限定販売となっています。
五橋ブランドの歴史と特徴
酒井酒造の「五橋」は、1947年(昭和22年)に開催された「全国新酒鑑評会」で第1位に輝き、同じ年の秋の「全国清酒品評会」でも第2位となったことで全国に名を知られるようになりました。
戦後すぐの酒造りで苦難も多い時期でしたが、その技術力の高さを証明し、以後山口県を代表する銘酒として脚光を浴びるようになりました。
五橋のお酒としての特徴は次のように言われています。「製品全般に味わいは「甘・辛・酸・苦・渋」が調和した深く落ち着いた醇味があり、山陽地方の酒質の特性をよく表している
」(出典:saketime)ことが挙げられます。
また、常温から燗にして映える製品が多く、地域を問わず伝統的な風味を求めるファンからも支持されています。
近年では、伝統的なスタイルから近年のトレンドに沿った新しいスタイルのブランドとして(五(ファイブ)」を展開しています。全て木桶生酛にて醸され、白糀を使うなど革新的な日本酒も作っています。
五橋 純米酒 春ラベルの特徴
原料と製法へのこだわり
五橋 純米酒 春ラベルは、山口県産の「日本晴」と「山田錦」を100%使用しています。酒井酒造は2015年に「山田錦」「美山錦」等の酒米を栽培する農業法人「五橋農纏(のうてん)」を設立し、現在は柳井市伊陸(いかち)地区に約12ヘクタールの自社田を所有するなど、原料米へのこだわりが強い蔵元です。
精米歩合は60%で、酵母にはきょうかい1801号と山口県独自の山口9E酵母を使用しています。アルコール度数は15度、日本酒度は+1、酸度は1.7、アミノ酸度は1.1という数値が示すように、やや辛口でありながらもバランスの取れた味わいとなっています。
特筆すべきは「ジュール式火入れ」という製法です。この火入れ法により、素早くムラなく過加熱なく加熱冷却を行える方法で、生酒のようなフレッシュ感を残しながらも、安定した品質を保つことが可能となっています。
味わいと香りの特徴
五橋 純米酒 春ラベルの最大の特徴は、その名の通り「春らしさを感じられる華やかな香り」です。
香りを楽しみながらも、口に含むと、飲むとクリアな飲み口はまるで春の訪れを感じさせる爽やかさで、軟水仕込みならではのソフトな口当たりも好印象です。また、適度な酸が全体を引き締め、バランスの良い味わいを生み出しています。華やか過ぎず、食中向きなバランスの良い柔らかな甘みと旨みが特徴で、軽やかな口当たりと相まって心地良く飲み続けられます。
ジュール式火入れにより、生酒のようなフレッシュ感も楽しめる軽快な口当たりは、春の季節にぴったりです。

ほんと、邪魔しないお酒。暖かい日差しの中、縁側でまったり飲みたいお酒。
40代50代におすすめの理由
五橋 純米酒 春ラベルが40代50代のお酒好きな方におすすめできる理由はいくつかあります。
まず、バランスの良い味わいです。華やかすぎない上品な香りと、軽快でありながらも米の旨みをしっかりと感じられる味わいは、経験豊かな40代50代の方の繊細な味覚に応える品質を持っています。
また、食中酒としての万能性も魅力です。和食はもちろん、洋食や中華など幅広い料理と合わせやすく、食事の時間をより豊かにしてくれます。
さらに、季節限定品という特別感も、日本酒通の方には魅力的です。春の訪れを感じる日本酒を楽しむことで、季節の移ろいを味わうという日本古来の文化的体験ができます。
おすすめの飲み方
冷やして飲むのがオススメ
五橋 純米酒 春ラベルは、10度前後〜15度前後の温度帯で飲むのがオススメです。
15度前後の涼冷え(すずびえ)で飲むと、春らしい華やかでフレッシュな香りを楽しむことができます。冷蔵庫から10分くらい出した温度と言われていますね!
10度前後の花冷えで飲むと、涼冷えよりは香りが落ちますが、より繊細な味を楽しむことができます。
温度によるお酒の味の違いを楽しめるのも日本酒の良さですね!
相性の良い料理
五橋 純米酒 春ラベルは、そのバランスの良い味わいから、幅広い料理と相性が良いことが特徴です。特におすすめの料理として次のような料理が挙げられます。
特に春の旬の食材を使った料理との相性は抜群です。春野菜の天ぷらや、筍ご飯、桜鯛などの春の味覚と合わせることで、季節感をより一層楽しむことができるでしょう。
おすすめのグラス
五橋 純米酒 春ラベルを楽しむのに最適なグラスは、陶器のお椀型とされています。
陶器のお椀は日本酒の温度を保ちやすく、また口当たりも柔らかくなるという特徴があります。

ただし、吟醸酒や「五橋 純米酒 春ラベル」のように香り高いお酒で、その香りを楽しみたい場合は、口が少し狭まったワイングラスで飲むと香り高くとても美味しく飲めます。
グラスの上部で香りが集まり、春らしい華やかな香りをより感じることができるでしょう!

蔵元・酒井酒造について
酒井酒造株式会社は山口県岩国市中津町に位置する蔵元です。地元・岩国市の名勝である錦帯橋にちなんで「五橋」という銘柄名を持つこの蔵は、伝統的な酒造りの技術を守りながらも、新しい技術を積極的に取り入れる革新的な姿勢で知られています。
製品全般に味わいは「甘・辛・酸・苦・渋」が調和した深く落ち着いた醇味があり、山陽地方の酒質の特性をよく表しています。また、軟水仕込みによるきめ細やかな酒質も特徴の一つです。
酒井酒造では、2015年に「五橋農纏(のうてん)」という農業法人を設立し、自社で酒米の栽培も行っています。これにより、原料から製品までの一貫した品質管理が可能となり、より高品質な日本酒の製造に取り組んでいます。
五橋 純米酒 春ラベルの購入情報
五橋 純米酒 春ラベルは、2025年3月12日に蔵元から出荷された限定酒です。
1800mlが800本、720mlが1500本という限られた数量での販売となっています。
価格は、1800mlが税込3,124円(本体価格2,840円)、720mlが税込1,672円(本体価格1,520円)となっています。
なお、季節限定品のため、在庫状況は販売店によって異なります。
2024年3月23日時点では、一部の販売店では既に在庫切れとなっていることが報告されています。
まとめ:春の訪れを感じる「五橋 純米酒 春ラベル」
五橋 純米酒 春ラベルは、山口県産の米を100%使用し、春らしい華やかな香りと軽快な口当たりが特徴の純米酒です。ジュール式火入れにより、生酒のようなフレッシュ感も楽しめる、春の季節にぴったりの一本といえるでしょう。
バランスの良い味わいは、和食はもちろん、洋食や中華など幅広い料理と相性が良く、食中酒として多くの場面で活躍します。冷やしても、ぬる燗にしても美味しく飲める懐の深さも魅力です。
40代50代のお酒好きな方には、その上品な香りとバランスの良い味わい、そして季節限定品という特別感が特に魅力的に映るでしょう。春の訪れを感じながら、大切な人との時間や、一日の終わりのリラックスタイムに、五橋 純米酒 春ラベルを味わってみてはいかがでしょうか?
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創業1871年、山口県岩国市の酒井酒造は、錦帯橋の美しさと地元の恵みを活かした銘酒「五橋」で知られる老舗酒蔵です。錦川の伏流水、山口県産米、地元の人々の技が三位一体となった酒造りの歴史と魅力を徹底解説します。
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