山口の銘酒「五橋」を醸す酒井酒造:錦帯橋の麓で150年、伝統と革新の酒造り
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山口県の東部、風光明媚な錦帯橋で知られる岩国市。

この地に根ざし、150年以上の歴史を刻むのが「酒井酒造株式会社」です

清流・錦川の豊かな恵みを受け、地元にこだわった酒造りを続けるこの蔵は、40代、50代のお酒好きな男女にとって、一度は味わってもらいたい銘酒「五橋(ごきょう)」を生み出しています。

この記事では、酒井酒造の歴史から、その酒造りの哲学、多彩な商品の魅力まで、詳しくご紹介します。

錦帯橋と共に歩む歴史ある酒蔵

山口県岩国市中津町に位置する「酒井酒造株式会社」は、1871年(明治4年)の創業以来、150年以上にわたって日本酒造りを続けてきた老舗酒蔵です。

代表銘柄「五橋(ごきょう)」は、岩国市を代表する観光名所であり、日本三名橋の一つとして知られる「錦帯橋」に由来しています。

錦帯橋は300年以上の歴史を持つ五連の反り橋で、その優美な姿から名付けられた「五橋」には、「心と心の架け橋に(引用:酒井酒造株式会社という思いも込められています

錦帯橋
錦帯橋

酒井酒造の名が全国に広まったのは、戦後間もない1947年(昭和22年)のことでした。当時、日本酒業界では硬水仕込みが主流とされていた中、酒井酒造は錦川の伏流軟水を使用した「五橋」で全国新酒鑑評会において第1位を獲得。この快挙は軟水でも優れた日本酒が造れることを証明し、業界に新風を巻き起こしました

以来、杜氏たちの研鑽と技術向上により、山口県内はもちろん全国的にも高い評価を受け続けています。現在は酒井秀希氏が代表を務め、先代から受け継いだ伝統を守りながらも、時代に合わせた革新を取り入れた酒造りを行っています

地元に根ざす「米・水・人」三位一体の酒造り

酒井酒造の酒造りの根幹は「水・米・人」への徹底したこだわりです。

  • :錦川の伏流水(超軟水)
  • :全量山口県産米
  • :杜氏・蔵人は全員山口県出身

この三位一体の姿勢が、地酒としての「五橋」の個性と品質を支えています

RyoRyo

もう少し詳しく観ていきましょう!

山口県産の米へのこだわり

酒井酒造の酒造りの根幹を成すのは「地元の米・水・人」への徹底したこだわりです。特に米については、全量を山口県産米に限定し、酒米の王様と呼ばれる「山田錦」や美山錦、山口県オリジナル酒米「西都の雫」などを使用しています

米へのこだわりから、自社でも酒米作りを始めました。その想いについて次のように話しています。

酒造りの原点は米作りと考え、先代の蔵元・酒井佑氏は「酒屋が米知らずではいけない」と1996(平成8)年に近隣の研究熱心な農家と契約栽培を開始。さらに副杜氏の実家が農家だったことから、田んぼを借りて自社でも酒米造りに挑んだ。

引用:Sake-world

そしてその取り組みは年々拡大し、2017年(平成29年)には農業法人「五橋農纏(ごきょうのうてん)」を設立。作付け面積を拡大するとともに、お米についての知識や経験を増やした結果、米の等級検査期間となり複数の社員が農作物検査員の資格を持つほどになっています。

このように、まさに「酒造りは米作りから」という理念を実践する姿勢が、酒井酒造の特徴の一つとなっています

錦川の伏流軟水

酒井酒造の敷地内には三つの井戸があります。それぞれ10m、30m、40mの深さから組み上げています。特に地下40メートルから汲み上げる錦川の伏流水は、硬度わずか1.5という「超軟水」です。

一般的に軟水は発酵がゆるやかに進むため扱いが難しいとされていますが、酒井酒造ではこの特性を活かした酒造りを行っています

軟水仕込みならではの柔らかな口当たりと香り高い酒質は、「五橋」の最大の特徴となっています。

周辺の山々から湧き出る豊かな水脈が集まる錦川の伏流水は、まさに岩国の自然の恵みそのものと言えるでしょう

kimikimi

軟水で造られたお酒って、香り高く軽やかな味わいになるから、とても美味しいお酒になるのよ!

土地を知る人が醸す、大津杜氏の技術の継承

酒井酒造では、杜氏は山口県旧大津郡を拠点とする大津杜氏から技を受け継いでます。

また、「地元の風土が育んだ料理との組み合わせまで考慮すれば他県の杜氏にはそれは難しい話かもしれません。それができるのは山口県出身の杜氏と蔵人なのです(引用:酒井酒造株式会社と語るように、蔵人も全員が地元の方というこだわりぶりです。

酒井秀希社長は「当たり前のことを当たり前にやる」「最後は人が宝」という言葉を大切にしており、これが会社の方針にもなっています。(※ 引用・参考:SAKETIMES

このように酒井酒造では、地元の風土が育んだ米と水の魅力を最大限に引き出すためには、その土地を知り尽くした人の手による酒造りが不可欠だという考えが根底にあり、それを実践しています

RyoRyo

すごいこだわり!

まさに土地のお酒(地酒)だね!

伝統と革新が調和する酒造り

伝統的な製法の継承

酒井酒造では、伝統的な手法を大切にしながらも、最新の技術を取り入れた酒造りを行っています。

特筆すべきは、その手間や失敗するリスクの高さから、現代ではほとんど見かけなくなった「木桶仕込み」を復活させていることです。

木製の桶を使用して、日本酒を仕込む方法。木の色が付きやすい、空気に触れやすい、液体が漏れやすいとリスクが高いので現在はほとんど使用されていない。しかし、独特の香気を生み出すため、木桶仕込みを復活させる蔵も増えている。

引用:地酒蔵元会

木桶で作ることで、「木桶造りならではの穏やかでふくよかな木香(引用:ミズコムが得られ、とても美味しいお酒となります。

平成19年、21年に作られた木桶は、NHK連続テレビ小説「マッサン」にも友情出演したことで話題になりました。

酒井酒造では、伝統的な製法を守り続けることで、他では味わえない独自の風味を生み出しています。

最新設備との融合

一方で、酒井酒造は最新の設備も積極的に導入しています。

無通風製麹装置を使用して普通酒から純米酒、純米吟醸酒までを製造し、品質の安定と向上に努めています。

また、タンク貯蔵による熟成管理なども行い、季節ごとに最適な状態で出荷できるよう工夫を凝らしています

このように伝統と革新のバランスを取りながら、時代に合わせた酒造りを続けているのが酒井酒造の強みと言えるでしょう。

「五橋」の魅力あるラインナップ

純米大吟醸 錦帯

酒井酒造が自信を持ってお薦めする最高級品が「純米大吟醸 錦帯」です。

華やかな吟醸香、繊細な味わい、水のごとき舌触りはまさに手造りの逸品。

山口県産の山田錦を35%まで精米して醸す純米大吟醸は、弊社のフラッグシップ商品として位置づけられる自信の一品です。

引用:酒井酒造

受賞歴

  • 平成30酒造年度山口県新酒鑑評会吟醸酒部門最優等賞受賞
  • 第18回フェミナリーズ世界ワインコンクール2024金賞受賞
【錦帯五橋 純米大吟醸】酒井酒造 山田錦を35%まで精米した純米大吟醸 華やかな吟醸香、繊細な味わい、水のごとき舌触り フラッグシップ商品

大吟醸 西都の雫

山口県オリジナル酒米「西都の雫」を40%まで精米して醸された大吟醸酒です。「高貴な吟醸香がやさしく漂う(引用:酒井酒造お酒で、山口県の風土が育んだ酒米の個性を存分に引き出しています。

受賞歴

  • MONACO SAKE AWARD2024 純米大吟醸・大吟醸部門 GOLD受賞、マリアージュ賞受賞(テーマ:生ハム)
  • 第18回INTERNATIONAL SAKE CHALLENGE2024 大吟醸・吟醸酒部門 銀賞受賞
  • 山口県新酒鑑評会優等賞受賞(令和4、3酒造年度)
  • 全国新酒鑑評会入賞受賞(令和元、3酒造年度)
  • 山口県新酒鑑評会最優等賞受賞(令和元、平成25酒造年度)
  • 全国新酒鑑評会金賞受賞(令和5、4、2、平成28、27、25、24、23、22、20、19、17、16、15、14、10酒造年度)
【五橋 大吟醸 西都の雫】酒井酒造 山口県オリジナル酒米「西都の雫」を40%まで精米して醸された大吟醸酒 高貴な吟醸香がやさしく漂うお酒

木桶仕込み 純米大吟醸

伝統的な木桶を使用して仕込まれた貴重な一本です。「木桶造りならではの穏やかでふくよかな木香(引用:ミズコムが感じられ、適度な酸味が米の旨みと甘みを見事に調和させています。

温めておいしい日本酒を選ぶ「燗酒コンテスト」で金賞を獲得した実績もあり、ぜひ温めて楽しみたいお酒です

受賞歴

  • ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021最高金賞受賞
  • 全国燗酒コンテスト2019金賞受賞
  • 広島国税局清酒鑑評会3部門(「吟醸酒」部門「純米酒」部門「燗酒」部門)優等賞
【五橋 木桶生もと造り】木桶造りならではの穏やかでふくよかな木香 熱燗にも最適!

発泡純米酒「ねね」

瓶内発酵による自然な炭酸ガスを封じ込めた優しい発泡感が特徴の日本酒です。

ほのかな甘み、爽やかな酸味が調和する軽やかで涼味あふれる味わいが楽しめます。

アルコール度数5度と低めなので、日本酒が苦手な方や、食前酒としても楽しめる一品です

【発泡純米酒 ねね】酒井酒造 瓶内発酵による自然な炭酸ガスを封じ込めた優しい発泡感が特徴。ほのかな甘み、爽やかな酸味が調和する軽やかで涼味あふれる味覚。アルコール度数5〜6%で日本酒が苦手な方でもOK

純米酒

柔らかで軽快な口当たりを、やや高めの酸味が引き締めてくれる純米酒です。

上品で控えめな香りは、どんなタイプの料理とも調和します。40℃くらいに軽く温めると、美味しさがさらに引き立つと言われています

受賞歴

  • 令和4酒造年度山口県新酒鑑評会優等賞受賞
  • 令和3酒造年度山口県新酒鑑評会最優等賞受賞
【五橋 純米酒】酒井酒造 上品で控えめな吟醸様香。柔らかで軽快な口当たりをやや高めの酸味が引き締める。ぬる燗でさらに美味さ引き立つお酒

地域との結びつきと観光の魅力

酒井酒造がある岩国市は、日本三名橋の一つである錦帯橋をはじめとする観光資源に恵まれた地域です。錦帯橋は四季折々のプログラムでライトアップされることもあり、訪れる人々を魅了しています

また、酒井酒造では以前は酒蔵見学も受け付けていました(現在は受付を停止中)。見学では蒸米や麹室、酒母、もろみなど酒造りの各工程を間近で見ることができ、日本酒ファンにとっては貴重な体験となっていました

kimikimi

また再開してほしいね!

RyoRyo

見てみたい!

むしろ飲みたい・・・

さらに、山口県酒造組合が主催する「やまぐち地酒維新」と称した試飲会が関東や関西で開催されており、「五橋」をはじめとする山口県の地酒を味わう機会も提供されています

また、地元の農家が中心となり、山口県柳井市伊陸(いかち)で活動している「トラタン村」へも参加しています。酒米(山田錦)を契約栽培しているほか、食べるお米も栽培しています。

その品質の良さは「実際に「魚沼産のコシヒカリよりおいしい」と買い求めに来る人もあるそうで、(トラタン村民談)」(引用:酒井酒造株式会社)というエピソードがあるほどです。

まとめ:地元の風土が育む銘酒「五橋」の魅力

酒井酒造の「五橋」は、創業以来150年以上にわたって、地元の米・水・人へのこだわりを貫いてきました。錦川の伏流軟水を活かした柔らかな口当たりと香り高い酒質は、多くの日本酒ファンを魅了し続けています。

伝統的な木桶仕込みから最新設備を活用した製法まで、時代に合わせた酒造りを続ける姿勢も、酒井酒造の魅力の一つです。「当たり前のことを当たり前にやる」「最後は人が宝( 引用・参考:SAKETIMESという社長の言葉には、酒造りに対する真摯な姿勢が表れています。

40代50代の日本酒愛好家にこそ味わってほしい、歴史と革新が息づく「五橋」。岩国の風土と人の想いが詰まった一杯を、ぜひご堪能くださいね!

また、機会があれば、岩国市を訪れ、錦帯橋の美しさと「五橋」の故郷を直接体感してみてはいかがでしょうか。きっと、日本酒と日本の伝統文化の新たな魅力を発見することができるはずです!

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