
コスパ高い商品がたくさん揃っているドン・キホーテ。
そのプライベートブランド「情熱価格」はとても安くていい商品が目白押しですよね!
最近はクラフトビールもラインナップされ、お値打ち価格で販売されています。
そんなドン・キホーテの「情熱価格」シリーズに、またもや新ビールが登場しました!
その名も「情熱価格 本格ラガービール」。

白黒の超絶シンプルなパッケージにデカデカと書かれた「ド」の文字。シンプルが故に棚の中でも目を引きますよね!
そして、何より目を引くのがその価格。

なんと1缶(330ml)で税込164円、ケースで買えば1本あたり約152円という衝撃の安さ。なんと第3のビールと同じ価格帯。
「この価格で本当に美味しいの…?」
そんな疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。
今回は、このドンキ初の本格ラガービールを実際に飲んだ実際の味わいや特徴、その味から安さの秘密まで徹底的にレビューしていきたいと思います!
当サイト独自レビュー!|物価高の味方!

総合オススメ度:7点!
総評:旨味・苦味控えめのさっぱり系ラガービール! ベトナム生産のためか、海外ビールっぽい味がします。
税込164円と、第3のビールの価格でこの味はお買い得かな! 安くて海外気分(´∇`)
金麦ならこれ買うし、ゴールドスターだとどちらを買うか悩むって感じ。
この物価高の時代にしっかりしたビールでこの値段を実現したドンキがすごいって思います!



さっぱり系のビールね!
コスパ高いのがいい!

さっぱり系ラガービールって感じだね!

海外ビールの味がする!
さっぱり系のビールね!
コスパ高いのがいい!

第3のビールと同じ値段帯でビールを作ったのがすごい!
さっぱり系ラガービールって感じだね!
ドン・キホーテ「本格ラガービール」とは?
このビールは、ドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」から2025年6月に発売された新商品です。
物価高が進む中で「うまくて安い」を本気で追求した、まさにドンキらしい攻めの一本と言えるでしょう。
開発の背景には、若者のビール離れという課題があるそうです。
苦い、選びにくいといった理由でビールから遠ざかっていた人たちにも手に取ってもらえるような、「はじめの一本」となることを目指して開発されました。
商品スペック一覧
では、「情熱価格 本格ラガービール」の基本的な情報を見てみましょう。

項目 | 詳細 |
商品名 | 情熱価格 ラガービール |
種類 | ラガー(すっきり系) |
アルコール度数 | 6% |
内容量 | 330ml |
原材料 | ドイツ産ホップ100%、フランス産モルト100% |
製造法 | チェコの伝統製法 |
原産国 | ベトナム |
価格(税込) | 1缶: 164円 / 6缶: 957円 / 24缶(ケース): 3,629円 (1缶あたり約152円) |
原材料はドイツ産ホップとフランス産モルトを100%使用し、チェコの伝統製法で製造されているというこだわりようです。
それなのに原産国はベトナム。
ビールの世界にもグローバル化の波を感じますね!
「本格ラガービール」の3つの魅力
このビールの魅力は、ただ安いだけではありません!
そのこだわりのポイントを3つに絞ってご紹介します。
1. 飲みやすさと満足感を両立した「やさしい味わい」
最大の特徴は、その飲みやすさです。
ビール特有の苦味やクセを極力抑えた、スムーズな口当たりが追求されています。
それでいて、後味はスッキリとドライなので、どんな食事にも合わせやすいのが嬉しいポイントです。
一方で、アルコール度数は6%と少し高め。これにより、軽やかな飲み口でありながらもしっかりとした満足感を得られるよう設計されています。
ビール初心者でもゴクゴク飲めて、ビール好きもしっかり満足できる、絶妙なバランス感覚が光ります。

さっぱり系ビールって感じだね!

思ったよりアルコール度数は感じないね!
2. 「うまくて安い」を実現した徹底的なコストカット
この衝撃的な価格には、もちろん理由があります。
モノクロのシンプルデザイン
缶のデザインを白黒にすることで、印刷のインクコストを大幅に削減しています。
このミニマルなデザインが、逆に他の派手なビールの間で目立つという効果も生んでいます。


シンプルなデザインって意外に目立つよね〜
特殊なハイブリッド包装: 日本では珍しい「フィルム×段ボール」のハイブリッド包装を採用。
これにより、紙資源の使用を抑え、環境負荷と包装コストの両方を軽減しています。
大規模生産: ベトナムの工場で大型タンクによる大量生産を行い、スケールメリットを活かしてコストを最適化しています。
味に関わる部分は妥協せず、それ以外の部分で徹底的にコストを削るという、まさに「情熱価格」の真骨頂です。
3. ビール離れの若者もターゲットにした「入口のビール」
このビールは、これまでビールに馴染みがなかった若年層や、ビールから離れていた層をメインターゲットに据えています。
ドン・キホーテという若者が集まる場所で、「なんだこの缶は!?」と思わず手に取ってしまうようなインパクトのある商品を提供することで、新たなビール体験の「入口」となることを目指しているのです。

ビール慣れしていない人をターゲットにしたっていうのがわかる味わいだった!
さらに詳しく実飲レビュー! 気になる味は? 本当に美味しいの?
ではもっと突っ込んで実飲レビューしていきます。
見た目

グラスに注ぐと、色は綺麗な黄金色。
泡立ちはきめ細かく、見た目はごく普通の美味しいラガービールといった印象です。
香り
香りは目立ちませんが、麦芽のやさしい甘い香りと、ホップのすっきりとした香りがほのかに感じられます。
アルコール度数が6%あるためか、ほんのりアルコール感も? ですが、ツンとくるアルコールの嫌な感じはありません。
味わい
一口飲んでみると、「旨味・苦味控えめのさっぱり系ビール」というのが正直な感想です。
公式の説明通り、苦味は非常にマイルド。ゴクゴクとスムーズに喉を通っていきます。飲み初めの印象の通り、後味もドライ。口の中に甘ったるさが残ることはありません。
ラガーらしい苦味や飲みごたえもそこそこ。逆にラガーらしさを控えめにしたからこそ、初心者向けとなっているのだと思います。すっきりしていますが、フランス産モルト由来の海外ビールっぽい味わいと、6%のアルコールがもたらす満足感はしっかりとあります。
そういう意味では、日本の大手メーカーのドライ系ビールとは少し違い、どことなくヨーロッパやアジアのビールを彷彿とさせる味わいです。
おすすめのペアリングは?




すっきりとしたドライな味わいは、食事との相性も抜群です。
唐揚げや餃子などの脂っこい料理はもちろん、枝豆や冷奴のような定番おつまみ、さらにはスパイシーなエスニック料理ともよく合いそうです。
まさに毎日の晩酌にぴったりの一本と言えるでしょう!
まとめ:ドンキの「本格ラガービール」は選択肢としては「あり」
ドン・キホーテの「情熱価格 本格ラガービール」は、ただ安いだけのビールではありませんでした。
「安さ」と「美味しさ」を両立させるための徹底したこだわりと工夫が詰まった、まさに価格破壊の一本です。
- ビール初心者や苦いのが苦手な方
- 毎日気兼ねなく飲めるコスパの良いビールを探している方
- すっきりしつつも満足感が欲しい方
上記に当てはまる方は、間違いなく試してみる価値ありです。
ただ、しっかりした味わいのビールを好む方には「薄い」とか「物足りない」と感じる方もいると思います。
とはいえ、物価高が続くこのご時世に、これだけこだわった本格的なラガービールを税抜149円という価格で提供してくれるドン・キホーテには頭が下がります。
皆さんもぜひ、お近くのドンキでこの衝撃の「ド」のビールを探してみてくださいね!
【関連記事】
