
キリンのクラフトビール「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」を徹底レビュー!
希少な日本産ホップが織りなす和柑橘の香り、味わい、ペアリングの魅力、実売価格まで詳しく解説していきます!
当サイト独自レビュー!|コンビニエンスクラフトビール

総合オススメ度:7点!
総評:スプリングバレーシリーズで新たに香りに特化して登場した「香」。
グラスに注ぐと、ほのかに柑橘系の香りが立ち上がります。今までのシリーズのものと比べると確かに特徴的な香り。口に含んで飲むとさらにその香りが広がりをみせてくれます。苦味・旨みは控えめで飲み口すっきり。飲みやすく美味しいクラフトビールです。
ただ、名前が「香」ということで、期待感が高まりすぎたせいか、思ったより香りは強くないかな、と感じました。全体的にIPAにテイストを寄せようとした印象だけど、苦味は控えめ。さらに旨味も少なめな印象で、ちょっとした物足りなさを感じてしまうかも。
とはいえ、この値段でこの味わいのクラフトビールが飲めるのはコスパ高く、価値が高いです!
クラフトビール初心者にオススメしたいし、お求めしやすいので、「コンビニエンスクラフトビール」といった感じですね!



旨味はちょっと少なめかな?
でも、これはこれで美味しいし、コスパ高くていいね!

ただ、旨味を控えめにしたせいか、水が硬い印象を持ってしまうのが少し残念
とはいえ、クラフトビールがこの値段で買えるっていうのがすごい!
気楽に楽しめるから、「コンビニエンスクラフトビール」って感じだね!

今までのスプリングバレーシリーズのものと比べると確かに香りが特徴的ね!
旨味はちょっと少なめかな?
でも、これはこれで美味しいし、コスパ高くていいね!

香りまずまず、苦味控えめ、飲みやすさ追求型かな?
ただ、旨味を控えめにしたせいか、水が硬い印象を持ってしまうのが少し残念
とはいえ、クラフトビールがこの値段で買えるっていうのがすごい!
気楽に楽しめるから、「コンビニエンスクラフトビール」って感じだね!

SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>とは? 香りに特化した新感覚クラフトビール
キリンビールが手掛けるクラフトビールブランド「SPRING VALLEY(スプリングバレー)」から、2023年10月24日に全国発売された「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」(以下、JAPAN ALE<香>)。
同ブランドの定番商品である「豊潤<496>」「シルクエール<白>」に続く第3の柱として登場し、従来のビールの楽しみ方である「のどごし」や「おいしさ」に加え、「香り」を重視した新しいビール体験を提案しています。
このビールの最大の特徴は、商品名にも冠されている「香」。希少な日本産ホップ「MURAKAMI SEVEN(ムラカミセブン)」と「IBUKI(イブキ)」を一部使用し、海外産ホップと絶妙にブレンドすることで、和柑橘を思わせる爽やかで個性的な香りを生み出しています。
心地よい上質な苦味とすっきりとした後味を持つペールエールとして、クラフトビール初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。
特徴とこだわり|日本産ホップが創る唯一無二の香り
希少な日本産ホップの採用
JAPAN ALE<香>の香りの秘密は、キリンが品種開発した日本産ホップ「MURAKAMI SEVEN」と「IBUKI」を一部使用している点にあります。
これらのホップは、いちじくやみかん、マスカットのようなユニークで爽やかな香りを持ち、海外産ホップの華やかさと調和させることで、和柑橘のような繊細かつ複雑な香りを引き出しています。
香りと飲みやすさの両立への試行錯誤
開発を担当したキリンビールの宮下英理子氏によると、「香り高さ」を追求する過程で渋みや苦味が強くなりすぎるという課題があったそうです。しかし、「香りだけを優先するのではなく、飲みやすさとのバランス」を重視し、試行錯誤を重ねた結果、双方の良さを引き出す絶妙な配合を実現。その努力の結果が実り、香り高くも飲みやすいペールエールと仕上がりました。
社会課題への貢献
また、JAPAN ALE<香>の発売には、農家の後継者不足による日本産ホップの収量減少という社会課題への取り組みも込められています。
日本産ホップの魅力を発信することで、持続可能なホップ生産地の確立を目指すキリンの姿勢が反映された商品でもあります。
味わいと香りの詳細レビュー|五感で楽しむペールエール
実際にJAPAN ALE<香>を飲んでみると、香りから味わいまでクラフトビールならではの個性を感じることができます。
どんな印象を受けたのか、詳しくレビューしていきたいと思います!

香り
グラスに注いだ瞬間、柑橘系の爽やかな香りをほのかに感じることができます。みかんやゆずを思わせる和柑橘のようなフルーティーな香りです。IPA(インディアペールエール)を思わせるホップ香が特徴です。ほのかに麦芽由来の甘い香りや吟醸香も混じり、複雑で奥深い印象を受けます。
苦味と味わい
口に含むと、独特の香りがさらに広がりを見せます。また、ほのかな麦芽のほのかな甘みと苦味が現れます。苦味は控えめで、柑橘系のフルーティーなフレーバーとの調和を見せています。IPAに寄せた感じがあるので、IPAのガッツリとした苦味をイメージしてしまうと物足りなく感じてしまいますが、「控えめで心地よい苦味」と「飲みやすさ」を重視したい方、クラフトビール初心者にとってはとても飲みやすいクラフトビールとなっています。
ボディ感と後味
ボディ感は、スッキリと軽快に飲めますが、クラフトビールとしての飲みごたえもしっかりとあります。後味はすっきりとしていて、重たさは全くありません。アルコール度数6%とやや高めなのでキレ良く飲め、度数を感じさせない飲みやすさにキリンビールのこだわりを感じます。
総合的な印象
全体的に、特徴的な香りと控えめな苦味とのバランスが絶妙で、とても飲みやすい仕上がりです。「控えめで心地よい苦味」と「飲みやすさ」を重視したい方やクラフトビール初心者にオススメしたいビールとなっています。ライトなビールを好む方にも受け入れられやすい味わいですが、ドッシリとした味わいを求める方にも満足できる深みもあります。
フードペアリングの魅力|料理とビールで広がる味の世界
キリンビールは、JAPAN ALE<香>を単体で楽しむだけでなく、「フードペアリング」によって新たな味覚体験を提供することを推奨しています。
ビールと料理が互いに引き立て合う「おいしさの化学反応」を楽しむことで、ビールの可能性がさらに広がります。
おすすめのペアリングメニュー
スプリングバレーブルワリー直営店では JAPAN ALE<香> と次のような食材をペアリングしていました。ペアリングの参考になさってくださいね!(参考:マイナビニュース)
- 米沢豚バラ肉のとろとろ煮込み 半熟煮卵添え:豚肉の脂の甘みとビールの爽やかな苦味が絶妙にマッチし、互いの味を引き立てます。
- 自家製豆腐のスモーク:豆腐の繊細な風味とスモーキーな香りが、ビールの柑橘香と調和し、優しい味わいを楽しめます。
- 宇治抹茶のテリーヌ 濃い抹茶ソース:抹茶のほろ苦さとテリーヌの甘みが、ビールの苦味と調和してくれます。スイーツとビールを合わせる習慣のない方は驚くかもしれませんが、ぜひ試してみてくださいね!
相性の良い料理ジャンル
和食や柑橘系の味付けの料理との相性が特に良いとされており、ビールの和柑橘の香りが料理の風味を一層引き立てます。
また、スパイシーな料理とも相性が良く、すっきりとした後味がスパイスの余韻を心地よく洗い流してくれます。
商品スペックと基本情報

項目 | 内容 |
商品名 | SPRING VALLEY JAPAN ALE<香> |
スタイル | ペールエール |
アルコール度数 | 6% |
原材料 | 麦芽(外国製造または国内製造)、ホップ |
使用ホップ | 日本産ホップ「MURAKAMI SEVEN」「IBUKI」を一部使用、海外産ホップ |
容量・容器 | 350ml缶、500ml缶、330mlびん、1Lペットボトル、3Lペットボトル、15L樽 |
発売日 | 2023年10月24日(缶商品)、直営店先行発売は10月2日 |
販売地域 | 全国 |
製造工場 | キリンビール横浜工場・取手工場・滋賀工場 |
実売価格と購入情報
JAPAN ALE<香>は、クラフトビールとしては比較的手頃な価格帯で提供されており、コストパフォーマンスの高さも魅力の一つです。
- 350ml缶:消費税抜き希望小売価格242円、税込で約266円前後。
- 500ml缶:消費税抜き希望小売価格321円、税込で約353円前後。24本セットの場合、最安値で7,704円(税込)、1本あたり約321円で購入可能です。
価格は販売店やオンラインショップによって変動する場合がありますが、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、Amazonや楽天などのオンラインサイトでも幅広く取り扱われています。
また、スプリングバレーブルワリー直営店では、2023年10月2日から先行販売が行われ、特別なペアリングイベントも開催されました。

ユーザー評価と口コミ|実際の声から見える魅力
実際にJAPAN ALE<香>を飲んだユーザーからの評価や感想をいくつか紹介していきます。
- 「香りはIPA並みに強く、柑橘系の爽やかさが印象的。クラフトビール初心者でも飲みやすい」
- 「ピリッとしたアタック感とじわじわ広がる苦味が心地よく、後味もすっきりしている」
- 「和食や柑橘系の料理との相性が抜群。ペアリングで新しい発見があった」
- 「ライトなビールが好きな人には苦味がやや強いかもしれないが、飲み応えを求める人にはおすすめ」
- 「スイーツとのペアリングに驚いた。抹茶テリーヌとの相性が特に良かった」
総合的に、香りの強さと飲みやすさのバランスが評価されており、ペアリングによる味の広がりも多くのユーザーに好印象を与えているようです。
SPRING VALLEYブランドの位置づけと意義
「SPRING VALLEY」ブランドは、キリンビールが2021年3月に立ち上げたクラフトビールブランドで、ビール市場の活性化と新たな価値の提供を目指しています。
基盤商品である「豊潤<496>」はバランスの良い飲み飽きない味わいを、「シルクエール<白>」は小麦麦芽によるまろやかな口当たりを特徴とし、JAPAN ALE<香>は「香り高さ」という新たな魅力を加えています。
このブランドを通じて、キリンはクラフトビールカテゴリー全体の成長に寄与し、ビールの楽しみ方を多様化させることを目指しています。
特に日本産ホップを使用したJAPAN ALE<香>は、日本のビール文化を豊かにする一歩とも言えるでしょう。
まとめ|香りで楽しむ新しいクラフトビール体験を
SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>は、希少な日本産ホップを一部使用した、和柑橘のような爽やかな香りと苦味控えめで飲みやすいペールエールです。香り高さと飲みやすさを両立させた味わいは、「控えめで心地よい苦味」と「飲みやすさ」を重視したい方やクラフトビール初心者を中心に、上級者にも受け入れてもらえる奥深さを持っています。。
すっきりした飲み口なので、料理やスイーツとのペアリングがしやすく、味の化学反応による新たな発見を楽しむことも出来るでしょう。
手頃な価格で購入できる点が最大の魅力です。日常の晩酌から特別な日の食卓まで、さまざまなシーンで活躍できる一本。
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