京都・丹後発!「TANGO KINGDOM Beer IPA」の魅力徹底解剖~特徴・味わい・価格まで実飲レビュー~
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京都府北部に位置する丹後地方。美しい海と豊かな自然に恵まれたこの地で、こだわりのクラフトビールが生み出されています。

その名も「TANGO KINGDOM Beer IPA」。

製造するのは、道の駅「丹後王国 食のみやこ」内にある丹後王国ブルワリーです。

約20年にわたりクラフトビール造りに情熱を注ぎ、2013年のインターナショナル・ビア・コンペティションでの金賞受賞をはじめ、数々の国際コンテストでその品質の高さが認められてきた実力派ブルワリーです。

今回は、そんな丹後王国ブルワリーが手掛ける「TANGO KINGDOM Beer IPA」の魅力に迫ります。

特徴的な味わいから、目を引くラベルデザイン、気になる実売価格、そしておすすめの楽しみ方まで、詳しくご紹介していきましょう。

当サイト独自レビュー!|甘いIPA!?

総合オススメ度5点!

総合オススメ度:5点!

総評:飲みやすいIPAをコンセプトに作られたこのビール、グラスに注ぐと控えめな泡立ちとやや濃いめの色が特徴的で、ホップ由来の柑橘系の爽やかな香りが立ち上がり、早く飲みたいと思わせてくれます。

一口飲むと、まずしっかりとしたホップの苦味が広がるものの、一般的なIPAの苦味よりは弱く、むしろ甘さを感じます。ホップ感よりむしろ甘さが優勢な感じです。

おそらくブルワリーが目指す「飲みやすさ」は、この苦味と甘み、香りのバランスによって実現されているのでしょう。

飲んで美味しいビールです。でも、IPAというイメージとはちょっと違うかな、と思ってしまいます。

この部分は好みにですね!

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京都・丹後発!「TANGO KINGDOM Beer IPA」の魅力徹底解剖~特徴・味わい・価格まで実飲レビュー~
お酒を飲む女性
kimi
甘い!?

甘口のIPAなのかしら?

独特のIPAね!
Ryo
Ryo
IPAと思うと物足りないけど、流石の老舗、美味しいビールではあるね!


でもホップかんが甘さに負けてる感じがするのは勿体無いかな!
kimikimi

甘い!?

甘口のIPAなのかしら?

独特のIPAね!

RyoRyo

IPAと思うと物足りないけど、流石の老舗、美味しいビールではあるね!

でもホップかんが甘さに負けてる感じがするのは勿体無いかな!

TANGO KINGDOM Beer IPAの基本情報

まずは、TANGO KINGDOM Beer IPAがどのようなビールなのか、基本情報を見ていきましょう。

京都・丹後発!「TANGO KINGDOM Beer IPA」の魅力徹底解剖~特徴・味わい・価格まで実飲レビュー~
項目詳細
ビアスタイルIPA(インディア・ペール・エール)
アルコール度数6.5%
原材料麦芽(ドイツ製造)、ホップ
使用ホップアロマホップ:Cascade, Motueka
製造元丹後王国ブルワリー(株式会社丹後王国ブルワリー)
コンセプト「ずっしりした苦味が特徴」でありながら「飲みやすいIPAを目指して醸造」

IPA(インディア・ペール・エール)とは?

TANGO KINGDOM Beer IPAは、クラフトビールの中でも人気の高い「IPA(インディア・ペール・エール)」というスタイルです。

IPAは、18世紀末、イギリスからインドへビールを輸送する際に、腐敗を防ぐためにホップを大量に使用したことが起源とされています。

そのため、ホップ由来の強い苦味と華やかな香りが特徴的なビアスタイルとして知られています。

丹後王国ブルワリーのIPAは、アルコール度数6.5%と本格的なIPAらしい力強さを持ちながらも、バランスの良い味わいに仕上げられています。

▶︎ 詳しくはこちら >> IPAって何? 起源・特徴・種類・代表的な銘柄などについてまとめてみた!

「丹後七姫」を纏う美しいラベル

TANGO KINGDOM Beerシリーズの大きな特徴の一つが、その美しいラベルデザインです。

丹後地方に古くから伝わる「丹後七姫」と呼ばれる7人の伝説の姫たち(乙姫、羽衣天女、穴穂部間人皇女、細川ガラシャ、小野小町、安寿姫、静御前)が、それぞれのビールを彩っています。

IPAのラベルは黒を基調に赤いラインがアクセントとなっており、描かれた姫とともに力強くも洗練された印象を与えます。

このデザイン性の高さから、ギフトとしても人気があります。

TANGO KINGDOM Beer IPAの気になる「特徴」

TANGO KINGDOM Beer IPAには、ビール好きの心を掴む様々な特徴があります。

使用されるホップとモルト

ホップが生み出す「ずっしりとした苦味」と「柑橘系の香り」IPAの命とも言えるホップ。

TANGO KINGDOM Beer IPAは、ホップをふんだんに使用することで、IPAらしい「ガツンとした味・苦味」を実現しています。

使用されているアロマホップは「Cascade(カスケード)」と「Motueka(モトゥエカ)」。

カスケードホップは柑橘系の爽やかな香りが特徴で、多くのアメリカンIPAに使用されています。

一方、モトゥエカホップはニュージーランド産で、ライムやレモンのような柑橘香に加え、トロピカルフルーツを思わせる華やかなアロマが特徴です。

これらのホップが、しっかりとした苦味とともに、それを包み込むような「ほのかな柑橘系の香り」を生み出し、複雑で奥行きのある味わいを形成しています。

「飲みやすさ」へのこだわり

「IPAは苦いからちょっと苦手…」という方もいるかもしれません。しかし、丹後王国ブルワリーのIPAは、「飲みやすいIPAを目指して醸造」されているのがポイントです。

実際に、ふるさと納税の紹介ページでは「爽やかで抑え目な苦味で、初めての方にも比較的飲み易くなっています」という記述も見られます。

しっかりとしたIPAらしさを持ちつつも、過度な苦味ではなく、後を引く旨味や香りのバランスが重視されているため、IPA初心者の方でも挑戦しやすい一杯と言えるでしょう。

国際コンテスト受賞歴が物語る確かな品質

丹後王国ブルワリーは、約20年の醸造経験を持つ職人が腕を振るい、その品質は国内外で高く評価されています。

2013年のインターナショナル・ビア・コンペティションでの金賞受賞をはじめ、世界最大規模のコンペティションAIBAや、日本国内のジャパン・グレートビア・アワーズ(JGBA)でも数々の賞を受賞しています。

こうした実績が、TANGO KINGDOM Beer IPAの品質の高さを裏付けています。

TANGO KINGDOM Beer IPAの「味わい」を徹底レビュー

それでは、実際にTANGO KINGDOM Beer IPAを飲んでみた感想を記載していきます!

京都・丹後発!「TANGO KINGDOM Beer IPA」の魅力徹底解剖~特徴・味わい・価格まで実飲レビュー~

外観

注がれたビールの泡立ちは少なく、やや濃いめのしっかりとした色合いです。

香り

グラスを近づけると、まずホップ由来の柑橘系の爽やかな香りが立ち上がります。

口当たりと味わい

一口飲むと、まずしっかりとしたホップの苦味が広がります。とはいえ、一般的なIPAの苦味よりは弱く感じられます。

通常のIPAであればホップ由来の華やかな香りと、爽やかな苦味が引き立ちますが、次に感じるのは強い「甘み」。筆者のように、通常のIPAに慣れていると、ホップ感が甘みに負けている印象を受けます。

おそらくブルワリーが目指す「飲みやすさ」は、この苦味と甘み、香りのバランスによって実現されているでしょう。

飲んで美味しいビールではありますが、IPAというイメージからは少し遠ざかっているように感じます。

総合的な印象

IPAを名乗っている通り、ホップ由来の苦味はありつつも、飲みやすさを追求した結果「甘み」を強めて、ホップ由来の苦さをマスキングした感じを受けます。甘みは旨みでもありますから、それも一つの方向性です。

ですが、なんとなく従来のIPAのイメージを持っているものからすると、甘さが目立ち、ホップの良さが隠れてしまっている感が拭えないところが少し残念です。

とはいえ、美味しく飲めるビールには違いありません。

TANGO KINGDOM Beer IPAの「魅力」とは?

味わい以外にも、TANGO KINGDOM Beer IPAには多くの魅力があります。

ストーリー性豊かなデザイン

前述の通り、「丹後七姫」をモチーフにしたラベルは、ただ美しいだけでなく、丹後地方の歴史や文化を感じさせます。ビールを味わいながら、その土地の物語に思いを馳せるのも乙なものです。

個箱も黒と赤を基調とした落ち着いたデザインで、贈り物としても喜ばれるでしょう。

職人技が光る品質

約20年のキャリアを持つブルワーが醸造するクラフトビールは、その厳しい品質審査基準をクリアし続けています。一杯一杯に込められた職人のこだわりと技術が、確かな味わいを生み出しています。

多様なラインナップとの出会い

丹後王国ブルワリーでは、IPAの他にもラガータイプの「マイスター」(丹後産コシヒカリ使用)や「ピルスナー」、スモーク(ラオホ)、ヴァイツェンなど、7種類以上の個性豊かなビールを醸造しています。

IPAを気に入ったら、他のラインナップを試して、ブルワリーの多彩な魅力を発見するのも楽しいでしょう。

最近では、丹後地域の与謝野町産生ホップと京丹後の水を使った「TK100-セッションIPA」なども登場しており、地域資源を活かしたビール造りにも積極的です。

TANGO KINGDOM Beer IPAの「実売価格」と「購入方法」

気になるTANGO KINGDOM Beer IPAの価格とどこで買えるかについてです。

実売価格の目安

オンラインショップなどでは、350ml缶で1本500円前後から販売されていることが多いようです。

「IPA・スモーク(黒ビール)・ピルスナー」といった3本セットが、ふるさと納税の返礼品として7,000円の寄付で提供されている例もあります。

価格は販売店や時期によって変動する可能性があるため、購入前にご確認ください。

主な購入場所

道の駅 丹後王国「食のみやこ」お土産処「丹後匠庵」

ブルワリー併設の道の駅で購入可能です。

丹後王国こだわり市場(オンラインショップ)

公式オンラインショップでも取り扱いがあります。

その他、一部の酒販店や百貨店、ECサイトなどでも見かけることがあります。

TANGO KINGDOM Beer IPAをより美味しく楽しむには?

せっかくTANGO KINGDOM Beer IPAを飲むなら、より美味しく楽しみたいですよね。いくつかポイントをご紹介します。

適切な温度で

IPAの豊かな香りを楽しむためには、冷やしすぎないことが大切です。冷蔵庫から出してすぐではなく、少し温度が上がったくらい(8℃~12℃程度)がおすすめです。

グラスにもこだわってみる

香りを立たせ、味わいをしっかりと感じられるように、チューリップ型や飲み口が少しすぼまったグラスを選ぶと良いでしょう。

【チューリップ型グラス】フルーティーな香りと味わいを楽しめ、IPAなどのエールビールを美味しく飲める

おすすめのペアリング

IPAのしっかりとした苦味と華やかな香りは、スパイシーな料理や味の濃い料理と相性抜群です。

  • カレー、エスニック料理
  • ステーキ、ハンバーガー、スパイシーチキン
  • 濃厚なチーズ(チェダーチーズ、ブルーチーズなど)
  • ピザ

意外な組み合わせとしては、和食の天ぷらや、脂ののった焼き魚なども、IPAの苦味が口の中をさっぱりとさせてくれるのでおすすめです。

TANGO KINGDOM Beer IPAはこんな人におすすめ!

  • IPA特有のしっかりとした苦味と華やかな香りを楽しみたい方
  • 典型的なIPAだと苦味がきついと思っている方
  • クラフトビールならではの個性的な味わいを求めている方
  • 「飲みやすいIPA」からIPAの世界に足を踏み入れたい初心者の方
  • 美しいラベルデザインやストーリー性のあるビールに惹かれる方
  • 京都・丹後地方の特産品や、こだわりのあるギフトを探している方

まとめ

京都・丹後王国ブルワリーが造る「TANGO KINGDOM Beer IPA」は、IPA入門とも言える、飲みやすさを追求したIPAです。IPAらしいしっかりとした苦味とホップの香り、そしてブルワリーが目指す「飲みやすさ」が見事に調和したクラフトビールです。

丹後七姫をあしらった美しいラベルは、見た目にも楽しく、ギフトにも最適。国際的な評価も高いその味わいを、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?

海の京都、丹後の風土が生んだこだわりの一杯が、あなたのビールライフをより豊かにしてくれることでしょう!

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